ある日、家のチャイムの音に
涙が出そうになりました。
ただ鳴っただけなのに
びっくりして、心臓がぎゅっと縮こまる。
「わたし、音にすごく敏感になってるかも」――そんな気づきがありました。
それから、小さなノートの片隅に、
「今日つらかった音」と「どうしたらラクになったか」を
そっと書きとめるようになりました。
- お隣の掃除機の音
- 道を歩く人の話し声
- アラームの鳴りっぱなし
書くだけで、少し落ち着けたんです。
そしてその横に、できた工夫も書いてみる。
- イヤホンを耳に入れておく
- 窓を閉める
- 好きな音を流す(雨の音、風の音)
それが、わたしの“音ストレス手放しノート”。
誰にも見せない、小さな心の避難所のようなもの。
わたしが使っている「音との距離をつくる道具たち」
音ストレスをやさしく手放すために
気に入って使っているアイテムがあります。
ひとつひとつ、小さくても大切な存在です。
① 【ロルバーン ポケット付メモ】
シンプルで書きやすくて、やわらかい色合い。
紙が厚めだから、裏写りもしにくいんです。
② 【SARASA センサティブカラー】
書くときに力がいらないから、疲れていてもすっと書ける。
インクの色が淡くて、目にやさしいのも好きな理由です。
③ 【Loop Quiet/やさしい耳栓】
「全部の音を消す」じゃなくて、「少し遠ざける」感じ。
おしゃれでつけっぱなしでも違和感が少ないのがうれしいです。
「気にしすぎ」じゃなくて、「気にしていい」こと
ちょっと疲れた日は、音からも距離をとっていい。
その代わり、自分の気持ちにそっと近づく。
わたしにとってノートは
静けさのなかで気持ちをほどいていく
小さな場所になりました。